北海道・札幌・ススキノの今

東京都福生市のパチンコ店で昨年１１月、現金約２２００万円が奪われた事件で、警視庁捜査１課は１４日、住所不定、無職、小諸将春容疑者（３９）や、札幌市の無職少年（１９）ら計４人を強盗容疑で逮捕したと発表した。札幌市内で起きた別の強盗事件で逮捕・起訴された同市西区、無職、平井勉被告（４５）も同容疑で再逮捕する方針。

　調べでは、小諸容疑者ら５人は昨年１１月２７日午前２時２０分ごろ、福生市武蔵野台のパチンコ店「チャンピオン」の事務所に侵入し、男性店長（３１）ら３人をスタンガンと包丁で脅したうえ粘着テープで椅子に縛り付け、金庫から現金を奪った疑い。

　同課は小諸容疑者が事件を計画し、札幌市内に拠点を置く暴力団の関係者を通じて、平井被告や少年らに実行させたとみている。

　平井被告は今年２月２２日に札幌東署管内のマンションに押し入って玄関でもみ合いとなり、傷害容疑で逮捕され、強盗致傷罪で起訴された。１４日、千葉県内のマンションを家宅捜索したところ、平井被告と一緒に札幌で押し込み強盗を図ったとみられる２４、２６歳の男２人を発見した。同課は道警と共同で捜査本部を作り、背後関係を追及する。

(毎日新聞引用)