北海道・札幌・ススキノの今

【帯広】帯広市中心部の歩行者天国で二日、市民グループ「十勝ピザ立国チーム」が日本一長いピザづくりに挑戦、全長五四・九メートルのピザをつくり、調理に参加した市民約四百人で試食した。

　同チームは十勝産の農畜産物でピザの材料が賄えることに着目。昨年からこのイベントを始め、ピザによる地産地消をめざしている。

　この日は、十勝産の小麦とチーズそれぞれ四十キロと、豆、トマト、コーンなどを用意。市内の製パン業者があらかじめ作ったピザの生地を、市民らが伸ばして具を乗せ、石釜に送り込んで順次焼き上げた。家族で参加した帯広市啓西小一年の中泉唯ちゃん（７つ）は「具がおいしい」と笑顔を見せていた。

　昨年樹立した日本記録四○・七メートルを一四メートル余り更新。同チームは、今年もインターネット上で各分野の日本一を認定するサイト「日本一ネット」に記録を申請する。

　主催者によると世界記録は本場イタリアで今年五月に達成された二六四メートル。
(北海道新聞　引用)