北海道・札幌・ススキノの今

地ビール製造の「北海道麦酒（ビール）醸造」（小樽、戸田貴社長）が道内産ハスカップを使用した地酎ハイ「はすかっぷ酒　ソーダ割り」を開発、六日から道内のイオン系スーパーで発売する。同社は「地ビールや地酒はあるが、地酎ハイはあまり聞かない。地酎ハイという新しいジャンル、感覚を楽しんでほしい」とＰＲする。

　同社は「北海道の食材を使った商品を」と甘酸っぱく、ビタミンＣやカルシウムなどを多く含むハスカップに着目。一月にリキュール製造の免許を取得して開発を進めてきた。

　ハスカップは胆振管内厚真町の山口農園（山口善紀さん経営）と契約した実を使用。アルコール分は５％で、口当たりが良く、程よい甘さとさっぱりとした酸味を楽しめるという。

　販売目標は年間十万本。二百五十ミリリットル缶で希望小売価格は百九十円（税別）。問い合わせは同社（電）０１３４・３１・６５５５へ。

(北海道新聞引用)