北海道・札幌・ススキノの今

【千歳】花やガーデニングの愛好家でつくる千歳花倶楽部が、市内の家庭のガーデニングを紹介するマップ「ちとせ花散歩道」を初めて作った。日向寺（ひゅうがじ）隆幸会長（６９）は「ガーデニングで有名な恵庭に負けないくらいきれいな千歳の庭を見てほしい」と話している。

　同倶楽部は二○○二年に発足した。現在主婦や会社員ら五十人が所属し、市内各所の花壇の植え込みや手入れ、花に関する市民向け講習会開催などを通して、千歳を花いっぱいに飾ろうと活動している。

　マップは、ガーデニングに取り組む家庭の魅力を、市内外の多くの人に紹介しようと企画。同倶楽部会員たちが六月上旬から約一カ月かけて、家庭を実際に訪問し、聞き取りなどをしながら編集した。

　Ａ３判、四ページ、カラーで千部作った。五十四カ所の庭を、それぞれ写真付きで紹介。庭のオーナーが花の種類、満開の時期、庭の見どころ、自らの花への思いなどを紹介している。

　庭の住所、市内の地図も付いており、初めて千歳を訪れる人にも分かりやすい内容になっている。今後は年一回改訂する予定だ。

　日向寺会長は「マップを手に市内を回り、花に親しんでほしい。ただ一般家庭なので、見学の際にはマナーを守って」と話している。マップは無料。希望者は日向寺会長（電）０１２３・２３・９７４１へ。
(北海道新聞　引用)